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細胞診は早期発見のカギ

細胞診とは?

細胞診は、子宮頸部の表面を綿棒やブラシなどで少しこすって細胞を採取し、「異型細胞やがん細胞がないか」を調べる検査です。この方法は痛みもほとんどなく、短時間で終わります。

がん細胞は正常な細胞とは異なった形や色合いをしているので、採取した細胞を顕微鏡で観察することによって異常な細胞の有無を調べることが可能なんです。

また、子宮頸がんはがん化する前に異形成の時期が長く見られる特徴があるため、定期的に細胞診を受けていれば、異形成の段階で発見することができます。

細胞診の判定結果の見方

細胞診の結果から分かるのは「異形成や子宮頸がんの疑いがあるかどうか」ということで、確定診断ではありません。細胞診の結果は、一般的に3段階や5段階で表します。それぞれの判定結果の見方は次の通りです。

■3段階の分類(陰性・疑陽性・陽性)

  • 陰性:がんではない
  • 疑陽性:気になる点がある
  • 陽性:がんの疑いがある

■5段階の分類 (クラスI~V)

  • クラスI:正常
  • クラスII:炎症が見られるが正常範囲内
  • クラスIIIa:軽度~中等度の異形成を想定する
  • クラスIIIb:高度異形成を想定する
  • クラスIV:上皮内がん(0期)を想定する
  • クラスV:子宮頸がんの浸潤がんを想定する

5段階の判定でクラスIIIa以上の場合は、要再検査となります。一般的に、コルポスコープで子宮頸部を観察しながら、疑わしい組織の一部を切り取って調べる「組織診」を行います。

細胞診で異常が見つかった時

細胞診の結果「異常が見つかったので再検査」となれば、「がんなのかな?」と不安になってしまいますよね。

でも、異常が見つかったからと言って必ずしもがんであるということではありません。特に混乱してしまうのが、子宮頸がんの「クラスIII」の診断だと思います。クラスIIIは異形成を想定するという判定なので、今後がんになる可能性のある細胞が見られるということです。

軽度~中等度の異形成であれば、自然治癒することも多いでしょう。しかし、クラスIIIと診断されてもがん細胞が含まれている場合があり、詳しい状態を調べるためには組織診などが必要となります。

また、がんの可能性がある人を見逃さないために、細胞検査士や病理医はクラスIIIの判定を幅広く使う傾向があるそうです。病気の詳しい状態をはっきりとさせるためにも、細胞診で異常が見つかった場合は早めに再検査を受けることをおすすめします。

 
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