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子宮体がんと子宮肉腫

子宮体部にできる悪性腫瘍

悪性腫瘍は大きく分けて「がん」と「肉腫」の2つに分けられます。

子宮体部にできる悪性腫瘍には「子宮体がん」と 「子宮肉腫」があり、子宮内膜にできるのが子宮体がんで、子宮体部の筋肉にできるのが子宮肉腫です。子宮体がんは女 性ホルモンが原因であると言われていますが、子宮肉腫の原因はまだよく分かっていません。

子宮体がんについて

子宮体がんは子宮内膜にできるがんなので、毎月きちんと生理のある人は定期的に内膜が排出されてしまうため、子宮体がんにはなりにくいんです。そのため、子宮体がんは閉経後の女性に多く見られる傾向があります。

ただ、閉経前の若い女性であっても、「生理が2~3か月来ないことがよくある」などの生理不順がある人は注意が必要です。 子宮体がんは、ほとんどの場合、女性ホルモンのエストロゲンが原因で引き起こされると言われています。

女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けているI型と、エストロゲンの影響を受けていないII型があり、子宮体がん全体の約9割をI型が占めるそうです。 子宮体がんは、比較的早い段階で不正出血などの症状が見られることが多くあります。

生理以外の不正出血があったり、おりものの色が茶色っぽくなったりするなど、「おかしいな」と感じることがあったら、すぐに婦人科を受診してくださいね。

子宮肉腫について

子宮肉腫は子宮体部の筋肉にできる悪性腫瘍で、子宮体がんと比べて発生率は低い病気です。

しかし、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍である「子宮筋腫」と区別がしにくく、見落とすとさらに進行してしまう恐れがあるので注意が必要な病気でもあります。「子宮筋腫だと思って手術を受けたら、病理検査の結果、子宮肉腫だと判明した」なんていうこともあるそうです。

子宮肉腫には、「がん肉腫」、「平滑筋肉腫」、「子宮内膜間質肉腫」の3つのタイプがあります。中でも、「平滑筋肉腫」は進行が早く予後もあまり良くありません。急速な腹部膨満感などの自覚症状があれば、一度婦人科を受診してみるといいかもしれません。他にも、不正出血や下腹部痛などの症状が見られることがあります。

 
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