自宅でできるカンタン検査法
HPVが免疫力により体外に排出されて消失すれば、異形成も自然治癒することが多くあります。
ですから、軽度異形成であれば、一般的に治療の対象にはなっていません。
しかし、中等度~高度異形成へと進行する可能性もあるので、定期的な子宮頸がん検診で経過を観察することになります。中等度から高度異形成へと進行するにつれて、自然治癒する可能性は次第に低くなっていきます。
軽度異形成の段階で発見できたのは、とてもラッキーなことですよね。せっかく早期発見できたのに、そのまま放っておいて深刻なほど進行してしまうことがないように、定期的な子宮頸がん検診を受け続けることをおすすめします。
また、軽度異形成の場合でも、レーザー蒸散などの局部治療をすることがあります。「軽度異形成でもそのままにしておくのはどうしても心配」という人は、医師に相談してみてくださいね。
高度異形成の場合は、子宮頸がんへの進行を防ぐために治療をしていくことになります。
中等度異形成の場合は、状況によって経過を観察したり治療を行ったりします。 異形成の治療では、一般的に「円錐切除術」という手術を行うことが多いです。円錐切除術は、膣から器具を入れて子宮頸部の一部を円錐状に切除する簡単な手術で、15分ほどで終わります。
最近では、出血の少ない高周波メスやレーザーを用いることが主流です。この治療法は、子宮を摘出する手術ではなく、術後の妊娠や出産にもほとんど影響はありません。
また、高度異形成の治療には光線力学的治療(PDT)と呼ばれる治療法もあります。
これは、レーザーを照射してがん細胞を死滅させる治療法です。 治療を受ける時は、治療法の種類や期待される治療効果、危険性などについて、医師からきちんと説明してもらい、十分理解しておくことが大切です。