自宅でできるカンタン検査法
子宮頸がんを予防するためのワクチンがあることを知っていますか?正確には、子宮頸がんそのものを予防するわけではなく、子宮頸がんの原因であるHPV感染を予防するためのワクチンです。このワクチンを接種すると、子宮頸がんになるリスクの高いHPV16型と18型の感染を予防することができるので、子宮頸がん予防に効果があると言われています。
しかし、ワクチン接種によってすべての子宮頸がんが予防できるというわけではないので注意しましょう。HPV感染予防のワクチンを接種していたとしても、定期的な子宮頸がん検診を受けることが、最も有効な子宮頸がん予防であることに変わりはありません。
また、このワクチンはHPV感染を予防するためのもので、残念ながらすでにHPVに感染している人の治療ワクチンではありません。自分がHPVに感染しているかどうかは、子宮頸がん検診などの際にHPV検査を受けて調べてみてくださいね。
HPV感染予防のワクチンは2種類ありますが、残念なことに日本国内では未承認です(2009年7月現在)。日本では、製薬会社が厚生労働省に承認申請をしていたり、国内でもワクチンの開発が進められている段階です。
HPV感染予防のワクチンは、セクシャルデビュー前に接種すると効果が高いと言われているため、欧米や豪州では8~15歳の女の子に無料で予防接種を実施しているそうです。米国のテキサス州では、11~12歳の女の子にワクチン接種を義務づけているほど。
日本では、子宮頸がんの原因がHPV感染であるということもまだまだ知られていないのが現状です。子宮頸がんになる女性が減るように、早くHPVワクチン接種が普及して欲しい…と願ってやみません。