自宅でできるカンタン検査法
組織診などの検査によって子宮頸がんと診断された場合、がんの広がりや大きさ、浸潤の有無や程度、他の臓器へ転移しているかどうかによって、子宮頸がんの進行期を確定します。子宮頸がんの進行期は、細胞診の判定クラスとは全く別のものなので、混同しないように気を付けてくださいね。
進行期によって、その後の治療方針が変わってきます。子宮頸がんの進行期は、大きく分けると0期~IV期の5段階に分けられます。それぞれのステージの状態について詳しくみていきましょう。
0期のがんは、がん細胞が上皮内に留まっている状態なので、転移することもなく、局所治療で治すことができます。一般的に、「円錐切除術」という子宮温存手術をすることが多いです。
最近では、レーザーを用いた「レーザー療法」や高周波電気メスを用いた「リープ療法」が主流で、出血も少な く短時間で終わります。
また、レーザーを照射してがん細胞を死滅させる「光線力学的治療(PDT)」や、液体窒素でがん細胞を凍らせて死滅させる「冷凍療法」と いう治療法もあります。
Ia期の子宮頸がんの治療は、「単純子宮全摘術」という子宮だけを切除する手術をすることが多いようですが、進行状況によっては「円錐切除術」を優 先することもあります。
Ib期~II期の治療は、一般的に「広汎子宮全摘術」という子宮だけでなく膣の一部や子宮の周りの組織も切除する手術をします。
III期以降まで進行した子宮頸がんの治療は、手術と併せて、子宮頸部の扁平上皮がんに大変効果があると言われている「放射線療法」や、抗がん剤を用いた 「化学療法」を行うことになります。
子宮頸がんの治療を受ける時は、治療法の種類、期待できる治療効果、治療の危険性や副作用などについて、医師からきちんと説明を受けた上で、納 得できる治療法を選んでいってくださいね。